皆様こんにちは。船井総合研究所の渡邊龍信です。
まだまだ暑さは続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。今月は話題のブルーロックと東リベが導入されますね。この機械が動くべくして動くのか？それとも想像通りなのか。今月は前半に集中しているため、後半の動きを今からでも準備して行く必要がありますね。

また、いつもの先月比、昨対比ですが、私のPCが起動不可になってしまい、データが吹き飛んでおりますので、今回は割愛させていただきます。

8月を振り返る

8月の振り返りをしていきましょう。
パチンコでは恐れながらも出てきた機種でしたが、やはり動きは想像を超えることがない状況でした。後半の中古の動きも予想ついてたホールが多かったのではないでしょうか？
注目すべきは、東京と地方大型店舗の稼働の動きです。ああいった機械は、中小ホールでは扱いづらい機種であることから、2,3台で行く必要がありませんでした。しかし、大型店や、そもそも人口の多い東京などでは扱える機械です。ここの動向から、関東法人が増台で動くため、中古相場がつくという流れで、これはからくりや、東京喰種からでも予想出来ましたね。

スロット投資のための人財強化と地盤固めが必要

パチンコは上位店舗や大手、大型店舗有利の状況が続いています。逆にそれ以外の店舗ではかなり厳しい状況が相変わらず続いてますし、続いていきます。それでもパチンコは諦めてしまうと粗利額が減っていきます。
今、昨対で苦戦しているホールが、機械代の割合がスロットによっていることがあげられます。7,8月はLT3.0+の「噂」段階で購入を決めていたと思うので、粗利は比較的良かったと推測されます。あまり良くなかった会社は、調整の数値見直しから入りましょう。ここから先は、機械の適正購入と粗利最大化が最重要課題で、スロット投資は相変わらず続いていきます。今はその人財強化と地盤固めが必要です。地盤固めは機械代を200万あげてください。そして、粗利+100万、売却+100万をしてください。パチンコはスロットと違い、中古機の値段がついていないものを強化する事が非常に難しいカテゴリーです。そのため、買い続ける必要があります。今、決められた機械の中での割合を決める段階でスロットに比重が寄ってることでしょう。そこはパチンコも合わせる必要が出てきます。なぜここの取り組みが必要か？単純に「パチンコの新台客数シェア」が落ちてるからです。ここが落ちてる店舗が年末年始に出てくる2スペックの機械を買いに行ったところで集客出来ません。そのための準備をしに行く必要があります。

スロットのオリジナル育成

2つ目はスロットのオリジナル育成です。
8月に多かった仕掛けは相変わらず20円スロットで、増台も多くありました。
さらには、11月に話題になっていたスロットの2が出ます。こちらの評価をよく聞かれるのですが、私としては機歴次第で必要なら買えと当たり前のことを言っています。と言うよりどうでも良いと思ってる店舗が3割ほど、そこそこが7割と答えてます。
なぜなら、支援先の多くが前機種で高稼働を作れてるからです。去年の段階で、強化すべき最優先機種で上げていましたが、ここの部分は今年の4月から着手したら店舗でも十分育成出来ています。そのため、今回の機種に関しては、前機種の25%以下で十分との回答。また、どうせ多く作ってくることが予想されるので、わざわざ自分らでバランスを崩しに行く必要がないですね。

担当者が体験を出来ているか？

3つ目は担当者が体験を出来ているか？が大事です。ここに関しては何度も何度も言っていますが、苦手な人に任せるのは得策ではありません。今のご時世で自分のお金で4円、20円を遊技しない人には、今のLT3.0+がいかにきついスペックがどうかわかる訳がありません。そりゃスペックだけ見たら良くは見えるでしょう。スペック上がったってなるのですから。でも、そこに行き着くまでのお金が計算に入っていません。遊技しなくても、そこら辺を全て計算して判断できる人ももちろんいますが、少数です。10年以上もパソコン触ってない人に今のパソコンがどうとか分かりますか？まだ、Windows explorerを使っているはずです。edgeとか何のこっちゃ状態です。
もちろんそんな人にAIなんか言っても理解出来ないのは当然です。だから、この業界に蔓延るAIという言葉を使ってるだけの何も無いシステムに騙される人が多いと思っています。そういった、デジタル思考、ユーザー思考を体験して行動に移している人の抜擢、育成は必要不可欠です。着いて来れていない人は別のことを担当してもらいましょう。でないと、AIの「息を吐くようにつく嘘」が見抜けないことになります。

年末年始に大量に機械が出てきます。さすがに取捨選択をしないといけない状況になっているため、今取り組めるべき準備をして、年末年始を迎えていきましょう。