いつもご愛読いただきありがとうございます。
船井総研 渡邊です。

3月は11月の総客数を下回るほどの厳しい月間でした。
2月対比で90%という状況もあり、得に4円パチンコが厳しかったかと思います。
一方で20円S、1円パチンコはそれぞれ客数比率が上昇しているため、4円パチンコの客数減が著しい状況となっています。

その3月を乗り越え4月になり、スマパチ、北斗、広告規制の変更による具体的内容が固まってきており、強い店はより強くなる起爆剤となっていることでしょう。

スマスロは市場の膨らみに期待できる

この2～3日における北斗は客数比率8%超えとはっきり言って絶好調の滑り出しかと思います。
初日は私のご支援先の店舗で140台のスロット設置に対して北斗12台導入で28,000枚の2,800円という結果でした。

台数からわかるように、あまり強くない店舗ですがそれでも新台初日に多くのお客様が来店してくださりました。

意外にもそのユーザーの多くが、「スマスロを知らない」ユーザーでした。

スマスロを知らないユーザーの内訳は普段はジャグラーのみが2割、8割が2年ほど遊技をやめていた方々です。
あまり強くない店舗でもこのようなユーザーの復帰が出てることから、強い店舗でも同様の状況かと思います。週末にもさらなる集客が期待できますね。
さらにこれからスマスロは続々新機種が投入されることから、市場の膨らみにもっと期待できることかと思います。

目的は北斗で集客したユーザーを他の台を遊技させる

北斗だけに関わらず、メイン機の設定には注意しましょう。
よほどのことが無い限り高設定多用はせずに常に中間以下で運用。
そして、溢れさせたお客さんを6.5号機やカバネリを打つような設定投入が望ましいです。

いろんな店舗を見に行きましたが、北斗導入で失敗している店舗は、北斗の出玉はあるのですが、それ以外が一切伴わないため、空き台が続出しております。

それだと売上メインの台が赤字になりすぎるため、他にも設定がいれられず負のスパイラルになるでしょう。目的は北斗で集客したユーザーを溢れさせて他の台を遊技させることにあるので、注意が必要です。

スマスロユーザーをスマパチに引き込むのは非常に難儀

問題は別のところにあります。ここからは私の体験も踏まえてお話します。
私も現役バリバリのユーザーなので、北斗の初日には東京駅から数駅の店舗に抽選で並びましたが、当然取れることも無く、パチンコの抽選を引きました。

そうすると、私の前には大勢いたにもかかわらずスマパチコーナーは0人でした。
正確にはそわそわしてる人が5～6人いました。(エヴァやリゼロ、ダンバインに着席していました。)話を聞くと、初日からCタイム対策されているとのこと。

正直、そこに関してはカニ歩きをされたら店としてはたまったものじゃないので、そこは問題ありません。
3万円ほど使いましたが、1,000円で12という状況でした。5分ほど一人で遊技していると、中年の方や、若者も着席をし、10分ほどでスマパチは満席になりました。(スロットの様子を見ましたが、スマスロ、カバネリ、モンハン等も全て満台)

しかし、遊技するもすぐに席を立つ状況で開店30分で2名しかいませんでした。店舗としての戦略があるのか、2日目だからそうしているのか、週末から変えていくのか、4月後半から力を入れていくのかはわかりませんが、滑り出しのスマパチでこの状況は非常に今後のイメージが心配です。

スマスロの最初とは状況が異なっており、1個返しで1/348.6とこの状況。スロットは最低限の回転数は担保されていること、天井もあるのでこれではスロットでいいなとなる可能性も高いです。

調整を甘くしろだとか、ラムクリして対策するなと言う話ではありません。
ただ、この状況から察するに、今アップトレンドとなってるスマスロユーザーをスマパチに引き込むには非常に難儀であることを感じました。

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私のご支援先では、条件が整っている店舗にはスマパチを積極導入しております。今の状況的には悪くないため、このまま後半に繋がることを期待していますが、北斗の方が圧倒的のため、今はスロットの方が集客はしやすい状況もあり、この流れはまだ続きそうです。
まだ始まったばかりですので、今後の動きにとても期待しています。