CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2023-02-08
とあるパチンコ店の   ブロック長
準備期間の2月

とあるパチンコ店のブロック長コラム「準備期間の2月」



暦では立春を過ぎて暖かく徐々になってくると思います。
来月は転入時期になりますので、準備をしたいところです。
それにしても光熱費の値上がり半端ないです。

求人に関して


上記にも記載しましたが、光熱費を含め値上げラッシュによりダブルワークを考えている方が多くなってきています。短時間労働で募集をすると通常以上に応募があるようです。業務もホールと清掃とわけて掲載してみてください。結婚している30代が増えているように感じます。

スマートスロット


11月導入の新機種から入替もせずに12月新機種の増台を実施し、入替できる新機種が4月まで発売がないという事は、今のスマスロをそのまま1ヶ月半使用しなくてはなりません。

当初は非常に売上が高く粗利も確保できていた機種は、夜と土日のみの機種になってしまっています。設定を投下している店舗には店舗の信用があるため日中から動いていますが、利益確保で運用した店舗は非常に稼働が厳しい状態になっていると感じます。

どうやってあと1ヶ月半動かしますかね??スマスロファンを店舗につけるチャンスであると思います。3月には4月から登場するL北斗の拳など新機種のアピールが始まります。という事はその前にスマスロコーナーにお客様が座っていることが理想であります。競合店がスマスロに力を入れなくなってきているこの時期が他店との差別化を行う上で非常にチャンスです。

スマートパチンコ


スマスロ第2弾の発売と同時期の4月からスマパチが導入されます。トップは三洋さんのe聖闘士星矢です。そのあとに複数のメーカーさんから発売があるようです。

スマスロと違いユニット問題はそれほど心配ないとの声もありますが、実際に導入が始まる前の予約状況を確認しないとわからないです。ユーザーの期待度も今は不明ですが発売が近くなってくれば話題になると思いますので、導入する準備は進めたいと思います。
 

広告宣伝関連の通達


前回の通達は10年間の有効期限でしたが、今回の通達は5年となっています。通達が回ってきて業界組合は通達の内容に沿うのではなく。ガイドラインを確かめるまで今まで通りとのアナウンスがされています。

例が記載されていました6種類のみは解禁にしている都道府県組合が多いようです。今後、各都道府県組合からの通達を待つようにしましょう。大手法人が先にやり始めているとの声もありますが追随するのではなく組合のガイドラインが出るまで待つことをオススメ致します。

繁忙期(ゴールデンウィーク)、光熱費の高騰


昨年対比などで確認されているとは思いますが、昨年1月対比で約1.7~1.9倍になっています。経常利益を考えると経費削減をしたいところではありますが、既にコロナ禍において削減し過ぎといえるぐらいやっていると思います。残るは売上向上による粗利向上を狙うしかありません。

スマスロなどにより設備投資が進んでいる状態となりキャッシュが非常に必要になります。PLでは黒字でもキャッシュが回らないという話も聞くようになってきました。我々パチンコ業は現金商売ですので売上向上が非常に重要になります。売上を上げるために客数を増やすか客単価を上げるしかありません。

現状は客単価(玉単価、コイン単価)が上昇傾向になっています。設置台数により客数も変わります。出来るならば高レート(通常貸)の増台を行い、売上向上を狙うためにもGW前のROは必須のように思います。今年のゴールデンウィークは4/29~5/7(5/1・2のみ平日)9連休になります。4月後半のスマパチ導入をきっかけにするのも一つだと思います。

では、また来月お会いできるのを楽しみにしております。

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このコラムを書いたのは
とあるパチンコ店の   ブロック長

四年生大学工学部を卒業し新入社員でパチンコホールへ入社。最優秀社員賞や優秀社員賞を受賞。最優秀店舗賞も店長時代に受賞。その後26歳でエリア長となる。ペガサスクラブや流通業のチェーンストア理論を学び転職。ブロック長・エリア長・営業部長などを数社にて行う。駅前店、郊外店、大型店、小型店と色々な形態の経験を行い、グランドオープンやリニューアルオープン、M&Aなども経験を重ね現在に至る。