あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今回のお題は、『パチプロから見たラッキートリガーについて』です。最速で2024年3月1日よりホールでお目にかかることが出来きます。

ラッキートリガーとはなんぞやなどについては業界関係者様が見るコラムなのでこちらでは割愛させていただきます。

さてパチプロから見たラッキートリガーについてですが正直な話あまり嬉しい話ではありません。その理由についていくつかお話させて頂ければと思います。

理由は大きく分けて3つあります。

①持ち球比率が低い

ラッキートリガーと言う物はいわいるジャックポットシステムです。突入率が低く突入した時に特大恩恵を貰えると言った仕様です。

北斗の拳の強敵(とも)に関しましては継続率95%の上位RUSHに突入しますがそこまでのハードルが非常に高いです。

例えばシン・エヴァなどでしたら、1/319を当てて73%でRUSHに突入させたら81%×ALL1500発と言う出玉のトリガーが獲得できます。実質RUSHまでの実質確率としては約1/437程度で出玉トリガーまでのハードルが比較的低いです。

しかしラッキートリガーはそれ以上に出玉トリガーまでの実質確率が重く、たどり着けるまでまとまった出玉が獲得しにくいと言う欠点があります。

つまり持ち玉比率が下がってしまい基本的に交換時の手数料分多く損をする可能性が増えてしまうと言った感じです。

②ラッキートリガーまでたどり着けない可能性がある

こちらは旧MAXタイプ時代のCRF大ヤマト2ZF(初当たり1/495) などで起こったことなのですが、そもそも確率変動(RUSH)までたどり着けないと言った現象が非常に起こりやすかったと思います。

ラッキートリガーの到達難易度ですとこの大ヤマト2の確率変動に到達する部分といい勝負をする機種も少なくない可能性が十分にあります。

俗に言うパチプロのように朝から晩まで終日打てると言った方の方が少ないので、限られた時間での出玉感や達成感にたどり着ける可能性が少なくなっているのも事実です。

グリーンベルト様の記事の引用となりますが、「理論上継続率約86.5%×ALL1,500個」までラッキートリガーで上げることは可能とのことです。その際の突入率は1/199で20〜25%まで抑えれば実現は可能だと思われます。と記載されております。

実際ここまで出玉トリガー部分の突入が重くなってしまうと体験することなくお財布が持たなくなってしまう可能性もあります。と言った部分が非常に心配ではあります。こちらは有利区間を切断してから上位RUSHに突入するスマスロにも言える部分です。

③設置台数がメインを張ってるミドルに比べて少ないため

こちらに関しましてはどうしても、少数機種より多台数機種の方が店舗様が大切に扱って頂ける機会が多いため今後ラッキートリガー搭載機種がどれだけの台数が入るかにもよりますが、現状エヴァや海物語のような台数が入る気配はないため、そのメイン機種に比べどうしても大切に扱って頂けないのではないか？といった懸念点がございます。

勿論設定付きパチンコ、遊タイムの時の様に大切に運用して頂ける可能性も大いにありますので、この辺りは本当に導入されてみて楽しく遊ばせて頂けるか否かの部分は私自身非常に興味があり楽しみな部分です!!

最後に

今回はパチプロから見たラッキートリガーについてお話させていただきました。

やはり個人的に否定的な理由は持ち玉比率が下がる可能性が高い、この1点が80%程度を占めています。②のラッキートリガーまでたどり着けない可能性がある。 こちらも結局は持ち玉比率が下がることにつながります。

海物語がパチプロに好まれる理由は技術介入要素で差をつけられる部分も当然ありますがそれと同等に持ち玉比率が比較的安定的である部分も大きく占めております。

あくまでパチプロと言った目線で今回は執筆させていただきましたが、私自身もプロでありユーザーで楽しむと言った部分でラッキートリガーを見ますと、とりあえず緋弾のアリアで絶対1回入れてみたい!!と言った部分ももちろんあります!!

突入率は低いですが入ったら絶対楽しいし達成感も強い、問題は突入するまで僕の財布が持つか....の部分ですがw

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