CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2023-08-21
パチプロ   まっつん
これをされたら詰む、軍団、専業対策について



こんにちは、まっつんです。

今回で第4回の特別コラムもいよいよ最後になります。
反響次第では今後とも書かせていただけるので、気合を入れて最終章を執筆させて頂きます。
今回は締めくくりも兼ねて、すごく踏み込んだ内容と言いまして「専業対策・軍団対策」において、現実的にこれをされたら本気でしんどくなると言う内容を書いていこうと思います。

僕たち「パチプロが嬉しい事」の反対が「パチプロがきつい事」になる認識で間違いないのです。
では、そのパチプロ達がしんどくなる施策とは何か?について、具体的解説を記しておきますね。

第一に・・・「専業対策」と「軍団対策」を分けて考える必要がある。


軍団には効力あるけど、専業には全く効かないって事もありますし、逆にピン専業には効力があるけど、軍団には効かない事もあります。
ですので、この対策は必ず分けて考える必要がありますので、先ずは自店に居るのが専業なのか?軍団なのか?を把握して頂きたいと思います。

そこで、今回は・・・

  1. (1)
    「軍団」に効く対策
  2. (2)
    「専業」に効く対策
  3. (3)
    「両方」に効く対策

この3つに分けて記していきます。

(1)「軍団」に効く対策


軍団の立ち回りとしてはご存じの通り、「数の論理」を使って抽選を突破したり、期待値のある台を根こそぎ占拠したりなど、とにかく「物量で物を言わす」立ち回りをすることが多いです。

例えばスロットで言うところの「全台系」や「並び系」や「法則系」なども、早い段階で見つかったら全部埋めれます。
従ってピン専業だと1台の高設定確保になりますが、軍団だと「全台ゲット!」と言った風に確保することが可能です。

また「全台系」や「法則系」を見つけた時などは、全部身内で埋めて終日打ち切れるので、設定判別が速くなって、なおかつリターンを最大化できると言った感じで、とにかく何か法則がある場合の設定を掘り起こす作業がピン専業に比べて圧倒的に強くなります。

私の実体験でも、自分がやっと見つけた1台があった時、周りを軍団に埋められてやってられるかぁってなったりする時があったり無かったりしてますが・・・(汗

また、パチンコの場合でも「統一運用」をする場合、先に仲間が入って運用状況を確認したら、まだ自分はまだ店に入っていないけど店内のどの機種が頑張ってるのか?が分かった上で、とにかく「情報を共有できる」、「全台纏めて打打ち切れる」、その結果「リターンを2倍・3倍にできる」と言ったメリットがあります。
また「11割分岐営業」の場合は、出玉などを共有して持ち玉比率を上げ、「損益分岐ギャップを抑える」と言った強みもあります。

こんな状況下で、軍団に対して行う対策としては・・・

  • 引き子の対策として「抽選券に顔写真」を付ける
  • 「当人以外の人の台確保」(通称横スラ)を禁止←これは特にキーポイント
  • 「出玉・持玉共有」の禁止。
  • 「午前中」での人の交代を禁止。

・・・などなど、複数人で力を発揮する行動を制限すると効果はあると思います。
私としても軍団がダメ!なのではなく「軍団行為」がダメ!なんだと思っております。

ちなみに、前述した「他人の台の確保を禁止(通称:横スラ)」とは・・・
「全台系」や「並び系」などで、横の台が空いた瞬間、物を投げ入れて仲間や打ち子を呼ぶと言った行為です。

これは厳重注意必須で、正直一発アウトで良いと思っているレベルです。

「乗り打ち」と「軍団」って、私から見たらどっちも一緒だと思ってますが、まずは”軍団行為"に刺さる部分を徹底的に取り締まるといいと思いますね。

(2)「専業」に効く対策


正直これに関しては、私は軍団レベルの対応までしなくていいかな?と言った印象です。
「なぜ?」かと言いますと、あまりにもやりすぎると「一般の方やライトユーザーに影響が出てしまうから」です。

では、一般ユーザーにどんな影響がでるのか?は後述するとして、先に「専業対策としてどういったものがあるか」と申しますと・・・

  • 朝の「スロット・リセット恩恵だけ」を狙った行為・来店の禁止
  • スロット天井回転数の「ハイエナ行為のみ」の行為・来店の禁止
  • 無限徘徊の禁止(遊タイム・天井狙い・期待値の高い台狙い・・・等々)
  • パチンコの過度な止め打ち・捻り打ち(=玉を増やす)行為の禁止

現在は、このくらいだと思います。(その他の行為は、前述の軍団対策と被りますので割愛します)

ところで実は、専業1人1人にも横のつながりや、各々のネットワークが存在しています。
ピン専業5人が集まっていたら、お金の出所以外はやってる事は軍団と変わらないじゃんってことは多々あります。

しかし、なぜ?そこまでキツく専業対策をしなくてもいいのかな?と申し上げますと・・・
そもそも、ガチプロ専業は専業対策にほぼ引っかからないからです(汗

私自身8年以上パチプロ生活をして来ておりますが「出禁経験はゼロ」です。
それは、私を含め「先に記述した行為が主に出禁になるような行為」だと考えていますし、多くの専業はそこに対して対策をしております。

例えば・・・

  • 「朝一のリセ狩り」に関しては、初見の店などではカニ歩き系の台を避け、周りの方の動きを見てやってもいいのか判断してから後日行きます。
  • 「ハイエナ行為のみ」に関しては、エナ専のジグマがいるかどうか?を見てから動きます。
  • 「無限徘徊」ですと、無限徘徊している人がいるかどうか?確認してから自分も動きます。
  • 「止め打ち・捻り打ち」の場合は、現状で他のお客様がやっていたら自分もやると判断します。

・・・と言ったように、各ホール状況と確認して、全て後出しで行う事で、基本的には注意すらめったにされません。

さて、前述のやり過ぎると、一般ユーザーにどんな影響が出るのか?ですが・・・
もし、専業対策を過度にやりすぎた場合、ガチの専業プロはハウスルールには引っかからないけど、問題はある程度知識のつけたライトユーザーが巻き込まれてしまうと言う恐れがあります。

詳しくは、前回のコラム第3弾をご覧いただければ幸いです。

また「ハイエナ行為」の注意も、一発で出禁などではなくやめてくださいと注意をワンクッション挟んでいただけるとありがたいです。
今の時代、様々且つ有益な遊技情報はインターネット等で簡単に得られます。

そこから知識を付けたライトユーザーが、いざ実戦!してたものの「一発で出禁」などを食らうと、二度とその店には行かなくなる事は必然。更にはパチンコ辞めるみたいな残念な「ユーザー離れ」に繋がると思います。

「両方」に効く対策


最後に両方に効く対策・ルール運用ですが、ここまで記した施策・ルールの全てが両方(軍団・専業)に効きます。(但し、上記対策方法は、どちらかと言うと軍団に対しての方が大きな効力がありますけどね。)

理由をお伝えしますと、ピン専業であれ少なからず"軍団行為"に該当する行為もしております。
「情報共有」であったり、「持ち玉の共有」であったり、「エナを抑えて打つ」などなど大なり小なりあります。

つまり、ピン専業でも横のつながりやネットワークが存在するため、軍団と同じ様な立ち回りもする事もあるので、結果的には軍団対策もピン専業には効く事になりますね。

しかし私としては、「一般ユーザーさん等に迷惑がかかる行為、マナー違反、店にヘイト拡散が向く」等の部分などを考慮しますと、軍団対策>専業対策として「軍団対策にウェイトを置く」方が良いと思います。

まとめ


今回はこれをされたら詰む「軍団対策・専業対策」についてとして書かせていただきました。
今回お伝えしたかったポイントの一つに専業と軍団を分けて考えるってと言う点があります。

『どちらに向けて対策をするのか?』
『まとめて両方対策するのか?』
『それらを、どのレベルで対策するのか?』

と言った点を柔軟に考慮するのが僕は大切だと考えております。

私自身は「抜けるだけぶっこ抜け」と言うより、ある程度範囲で「ホール様との共存を」と言う考えが軸にあります。
そのためにも、ガチプロに対して「対策するところはしっかり対策」して、現在の又は次のライトユーザーに向けて「緩くていい部分は緩く」と言う風な使い分けが大切なんじゃないのかな?・・・と感じております。
特に軍団がぁ・・・(怒)ってなると、軍団対策をしっかりしてない店舗様には『どうしてもヘイトが強く向いてしまう』と言う傾向がありますので、そのあたりも注意が必要かと思います。

特にコラム上でも書いたように・・・

  • 引き子の対策
  • 他人の台確保を禁止(通称横スラ)←これを特に
  • 掛け持ち行為で他人に台をパスする、ツレ来るからなど
  • 共有の禁止
  • 午前中での人の交代を禁止
  • 遅延遊技の禁止

などを「徹底していただけたら」と考えております。

再度になりますが私自身現場で見ていて、一般ユーザーが一番イライラする行為が、「台を確保して、身内や打ち子を呼ぶ」と言った行為です。正直これは一発出禁でいい!!と強く思います。

普通に一般ユーザーから見たら、それを取り締まってない店に対して思いっきりヘイト(批判やクレーム)が向く行為だと強く思っているからです。
「引き子」などは、実際気が付きにくい行為なのですが、コレをやられたらお客様同士の大きなトラブルの原因になります。

一般ユーザー・ライトユーザーを減らさない・否定されない店舗になるためにも、ぜひ意識して欲しいと思います。

最後に


今回までの全4回の特別コラムにお付き合い頂き、ありがとうございました!!

正直なところ、専業とお店の共存って凄く難しい課題だと私自身思っております。
ですが、パチンコ・パチスロファンの人は、皆が勝ちたい!と思って来店するのも事実です。
だからこそ、取り締まるべき部分を取り締まりそのルールの範囲で「勝ちたいと思ってに来るユーザー・ファン」に対して、ある程度容認してもいいのではないのでしょうか?

プロだからすべて出禁!と言う形を取っても、また新しいプロが現れますし、正直イタチごっこにしかならないと思います。

でしたらある程度マナーを守って頂ける方は容認してもいいのではと私自身考えております。

今回のコラムも、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました!!(感謝
より多くのホール様の発展がありますように。またいずれ、どこかでお会いできたらとの思いを込めて・・・

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このコラムを書いたのは
パチプロ   まっつん

パチンコ必勝教室と言うブログの管理人をしております。
にほんブログ村パチンコ部門PVランキング4年連続1位
パチンコでの生涯収支は約8年で5000万円以上 ピン専業7年軍団1年しておりました。現在は楽しくパチンコ打ちつつたまに来店などやらせていただいております。

またパチンコの遊タイム天井期待値も公開しておりnoteでの累計pvは550万pv
またインプレッションを主軸にしたTwitter運用も意識しており2023年5月度月間インプレッション2000万over

パチンコの勝ち方稼ぎ方を5年以上発信続けているからこそ伝えれるパチプロと店舗の共存の道を目指します。

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