CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2023-08-07
パチプロ   まっつん
「増やす介入・減らさない介入」技術介入の本質について



こんにちは「まっつん」です。
今回で3回目となりましたコラムですが、第1回目の1機種統一運用について、第2回目のSNS運用についての内容はいかがでしたでしょうか?
特に第2回目の「SNS運用について」は、まだツイートのインプレッションを伸ばす部分の本質を書けていないので、是非また執筆する機会をいただけたらと思っております。

さて、第3回目のテーマはパチンコにおいての技術介入の本質についてです。

そもそも、パチンコの技術介入とは、大きく分けて2つに分類できると考えております。


1つが・・・玉を増やすための技術介入
もう1つが・・・玉を減らさないための技術介入
この2つに分類できると私は考えております。
それではまず、玉を増やすため技術介入ですが・・・

  1. (1)
    「大当りラウンド中」の捻り打ち⇒T1Y出玉個数が増加。
  2. (2)
    「電サポ中」の捻り打ち&止め打ち(電チュー2個賞球以上)⇒目指すは、BA値=100%以上。
  3. (3)
    1個賞球の電チュー上に「個賞球以上の一般入賞口がある機種」の、電チュー開放タイミングに合わせた止め打ち⇒目指すは、BA値=100%超え。
・・以上の「3パターン」が該当します。
続いて、玉を減らさないための技術介入ですが・・・

  1. (1)
    「大当りラウンド間」の止め打ち⇒ラウンド間の「ムダ玉」を打たない。
  2. (2)
    「「1個賞球電チュー」開放時の止め打ち⇒電チュー非開放時の「ムダ玉」を打たない。

・・・以上の「2パターン」が該当します。

実際、どのくらいのプラス効果(ホールにとってはマイナス)が生じるのか?


ホール関係者の皆様は具体的に前者の増やす技術介入を上手いプロに行った時、通常打ちと比べどの程度の効果があるのかご存じでしょうか?

最初に、一番オーソドックスなアタッカーへの捻り打ちを、「Pエヴァ15未来への咆哮」を例に上げて解説させていただきます。


「Pエヴァ15未来への咆哮」は、アタッカーへの捻り打ちをしなかった場合は、ほぼカウントオーバー入賞はしませんが、捻り打ちの効果は最大レベルですと、カウントオーバー入賞の成功率は50%を超えてきます。

(※「台の寝かせ」や「飛びムラ」などでも、若干の影響はあります)

<通常打ち>カウントオーバー入賞=0個の場合⇒大当り10Rで「1,400個」。
<技術介入>カウントオーバー入賞=5個の場合⇒大当り10Rで「1,470個」。

これを、パチプロ目線の思考では、以下の様になります(汗)

「1000円(250玉)スタート=20回」の等価交換の場合、「10R=1400発で2500回転」回した場合の「日当=24,429円」。
この時点で普通にお宝台だわぁ。
もしも捻り打ちがOKで「10R=1470発」取れた場合は、「日当=31,900円」まで上がりそのプラス差額は「7,471円」・・・

ホールさん目線では、仮に「捻り打ち成功率50%」のエヴァ15を、10人のパチプロが1日中打った場合、「その合計=74,710円」が「余分な赤字」となります。
これを1ヶ月間(30日)で計算すると、「約224万円」をアタッカー捻り打ちのみで持っていかれると言うことになります。

ピン専業で毎日エヴァを打ってるパチプロの場合、『捻り打ちOK』だけで「月に22万円上乗せ出来る』となります。
逆に言うならば、『捻り打ち禁止』だけで、「月22万円」の期待値マイナス計算となる訳です(悲)。

この「日当7,400円」「月22万円」「年間270万円」の効果は私も含め、それを理解しているプロは「注意されるまではアタッカーに対して捻り打ちでカウントオーバー入賞を狙います!」

無論注意されたら仕方ないよね…となるので、ハウスルールでの管理も重要になるかと思われます。
コレが、現状における「パチンコの技術介入」で一番破壊力があるの大当り中のアタッカー捻り打ちになります。

次に、電サポの止め打ちで玉を増やす技術介入ですが、実際現行機の殆どの機種は不可能です。



理由は明確で、電チューの賞球が1個賞球しか存在していないからです。
玉を増やすには賞球=2個以上の仕様が必須となります。

これは、当たり前の話で「電チュー=1個賞球」では物理的に増やせませんので、従って現状は電サポ中の止め打ちを警戒する必要ってほぼ無いです。

「エヴァ15」とか「炎々の消防隊」とか「Re:ゼロ鬼がかり」とか、正直警戒する必要はゼロで、重要な機種は「海シリーズ」を筆頭とて「電チュー2個以上の賞球のあるバラエティー機種など」のみを警戒、もしくはホ-ルコン設定でいいんじゃないのかな~?と考えております。

そして玉を減らさない為の2つ止め打ちについてです。


最初に「大当りのラウンド間の止め打ち」について。


例えば「P大海物語5」のラウンド間で見てみましょう。
この「ラウンド間を止める・止めない」で、「1Rあたり=平均3個の出玉数」が変わります。イコール「10Rで30個」の変化です。

アタッカーが閉まってる間に、玉を打ち出していたら「ムダ玉分の損をする」と言うのは、プロに限らず「一般ユーザーや常連さん」の『誰でも理解ができる話だ』と私は考えております。

次に「電サポ中の止め打ち」について。


また他機種においても、特に電サポ回数が長い「STタイプ・時短タイプ」機種なんかでは、電チューが閉まっている時の流れ玉が、その下の入賞口にも入らず、「上皿の玉が減って行くのがバレバレ・見え見え」なんて事もあったりします。

こんな時は、「電チューが開いている時だけ打つ」事で、ムダ打ちで玉を少しでも減らさない事は、当たり前の事だと考えております。

これは私自身も強く感じることなのですが、RUSH中は、打ちっ放し以外認めません!!とか、いやいや『本当に勘弁してください』・・・って感じです。

これって打ちっ放しにしたら上皿崩壊するじゃないですかっ!出玉・持ち玉を損をするじゃないですかっ!て事が、ここ最近増えてきております。

最近は、一般ユーザーさんのリテラシーが全体的に上がってきていて、「アタッカーが閉まっている時は打ち出さない」「電チューが閉まっている時は打ち出さない」と言う、超簡単な介入ですともはや誰でもやる状態まで来ています。


今のこの令和のSNS時代ですと、パチプロやセミプロじゃなくても簡単な止め打ちなどは「一般ユーザーでもする時代」でもあり、ホール側の止め打ち行為だから、アレもコレもダメ!!って言って、「何でもかんでも注意をしてしまう」事で、ホールさんへの不平不満も多く聞いてますし、それは確実にユーザー離れにつながってしまうと1ユーザー・1パチプロとして感じております。

ですので、これは「私個人のお願い」でもあるのですが、玉を増やして得を目指す捻り打ち・止め打ちと、玉を少しでも減らさないようにする、損をしない止め打ちの違いをご理解頂き、後者「損をしない止め打ち」の部分に関しては、ホール様のご理解を頂き、ご容赦していただければと思います。

最後に


今回は技術介入の本質について、「増やす介入・減らさない介入」について、まとめさせていただきました。

「技術介入」って、「パチンコの一つの楽しみ方」だと私は考えております。
パチンコで遊技するお客様は、私の考えですと100人いたら100人皆が勝ちたいと思っていると考えております。
勿論自分の好きなコンテンツの機種であったり、友達と連れ打ちであったり、時間つぶしであったりと、遊技する理由は多種多様にありますが、やっぱり勝って帰れたら嬉しいと思う方が僕は100%だと考えております。

ですのでプロじゃ無いんだけど、「勝ちたいからラウンド間止めます。」みたいな方を注意してしまうと、「二度とこんな店来るか!(怒)」って思って、「次回の来店動機が失われてしまう」事になったり、結果「近隣店に行ってしまう」と考えております。

ですのでもう1度、技術介入に関してどのレベルの介入を注意するのか?何を注意するのか?などを見直していただきたいと考えております。
もしもご要望がありましたらメイン機種全部の技術介入による効果などを全て公開致します。

次回はまっつんコラムの最終章
「これをされたら詰む!専業対策・軍団対策」についてを執筆させていただきますので、是非お楽しみにしていただければと思います!!
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このコラムを書いたのは
パチプロ   まっつん

パチンコ必勝教室と言うブログの管理人をしております。
にほんブログ村パチンコ部門PVランキング4年連続1位
パチンコでの生涯収支は約8年で5000万円以上 ピン専業7年軍団1年しておりました。現在は楽しくパチンコ打ちつつたまに来店などやらせていただいております。

またパチンコの遊タイム天井期待値も公開しておりnoteでの累計pvは550万pv
またインプレッションを主軸にしたTwitter運用も意識しており2023年5月度月間インプレッション2000万over

パチンコの勝ち方稼ぎ方を5年以上発信続けているからこそ伝えれるパチプロと店舗の共存の道を目指します。

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