撤去期限が延期され、各都道府県における見解が出揃いましたね。一部のイレギュラーを除き、さすがに足並みが揃っております。今回の撤去期限延期において質問が多い内容として、「戦略に何か変更があるか？」です。

決算月を跨ぐかによって少しだけ戦略が変わるものの、2年単位でみるとほとんど変更はありません。問題点が先延ばしされてるだけなので、責めるポイントも大きく変更がないです。
そのため、撤去延長前と変わらず業績アップのポイントは、


ですね。

① パチンコでの集客が増収増益の鍵

①は高射幸機撤去以降から調子良く伸びている4円パチンコ部門です。コロナ禍において地域3番店でも好調の店舗はここの部門での仕掛けが上手くいってるケースが多いです。

1番店、大型店は1,2BOX構えるという王道戦略となりますが、地域3番店ではそうもいきません。売却スキームをうまく活用して、全ての新台購入、売却をすすめています。

一番は台数値引きの活用なので、4台購入→2台売却→1台低貸などをハイペースですすめていくことで、集客に成功しています。もちろんこれだけではうまくいかないため、ここで②があります。

② スロット新台は不調だが突破口

②スロットは新台は不調ながらも、集客できる部門となっています。そのため、ピーク日を設定したうえで、スロット× web販促を利用した広域集客を目指します。そこで集めたユーザーでスロットコーナーを溢れさせながら、パチンコへ誘導をする必要があります。

スロットで溢れさせるためのポイントは、特定機種のみの放出をやめ、バラエティ機種にも注力することです。特定機種しか放出していない店舗は、抽選人数の大半が帰ってしまい、これでは溢れが作れません。入店までさせることで、他店への流出を防ぎながら、スロットコーナー→パチンココーナーを回遊させることで、パチンコのピーク日をつくることごできます。

パチンコのピーク日→休日→平日夜と少しずつ目的遊技における集客ポイントをスライドさせていくことで、平均稼動の底上げをおこなっていきます。

③ Aタイプ不足と減床

③スロットはなにをすればよいのか？一つはAタイプの設置比率を減らさないこと。こちらに関してはイメージあるかと思いますが、ジャグラーの大量撤去により、市場のジャグラー客が溢れます。

高齢者はAタイプに移行することはまずないため、若者をAタイプに移行させ、高齢者はジャグラーを遊技するように誘導していきます。ターゲットからわかるようにジャグラー運用は高設定ではなく、中間設定多数が正解です。

加えて、スロットは撤去がすすんでない店舗が多数です。そのためスロット撤去費用を15万/台で組んでいるところも多く、これでは到底稼働をあげれませんし、まともな機械を買えません。そのため、一時的に列から1,2台減台をし、中古機の鮮度を引き上げて、バジ絆2の増台や、aタイプをしっかり買うようにしましょう。



まだコロナ禍は続きますし、オリンピックも控えている中でそれらが落ち着くころには、年末になります。そのため、今のうちに準備すべきことはたくさんあります。
不調なところにこそ下位店舗にチャンスがあります。
好調なところは資金がものを言うため、絶対勝てません。

そのため、ぜひ不調だと思うスロットから突破をしてみてはいかがでしょうか？