いつも渡邊龍信のコラムを読んでくださりありがとうございます。8月はいかがお過ごしだったでしょうか？機械も導入されましたが、期待だけが先行している
状況で市場に与えた影響は少なかったです。

8月の売上は去年対比で105.1%

今年の8月の売上は去年対比で105.1%という状況でした。
内訳としては、


という状況でした。

スロットは大した機械もないがよく持った方で、パチンコには大量導入された機械があってもこの程度となり、無かったら目も当てられない状況でしたね。
また、お盆期間単体で去年と比較してみると


という状況になりました。
相変わらずスロットの好調トレンドは続きそうです。

やってくる魔の9・10・11月

そうはいっても魔の9,10,11月がやってきます。この期間において、業績を落としても良い訳ではなく、スロット投資をしている以上、スロットの業績を下げる動きはしたくない事を考慮すると、魔の期間中は「パチンコの利益最大化」が必要となります。

私のお付き合い先もスロットはとても好調で昨対140%を維持しながらも、パチンコでもしっかり利益を残しながら稼働も維持出来ている企業が多々あります。
まずぶらしてはならないのは、「何で業績を上げるか」です。

私のお付き合い先では、20円スロットで上げ続けることを前提としておりますので、12月にスロット増床、増台の仕掛けを準備しております。
そのため、9,10,11月はスロットの粗利率を必要以上に落とすことなくピークを徹底して稼働を上げます。

変わりに4円Pですが、機歴しかない状況ですので、甘デジもしくは海のテコ入れで、1機種複数台設置を行いこの期間の稼働を作りにいきます。それ以外は利益ですね。

徹底的に勝負を仕掛けるのは1円パチンコ

また徹底的に勝負を仕掛けるのは1円パチンコです。ここは、まだまだ上げられて業績も残しやすい部門となってます。

1つ目は海の増客です。ここの部門が全体の柱となっているので、ここで取れるかどうかが大事な取り組みです(過去記事参照)。

2つ目が1円のメインコーナー化です。複数台持てる機種があるのにも関わらず、小台数でしか設置していないため、イマイチ伸びきってないところが散見されます。4台から始めて16台にまで増やしているところもあります。ここは何をやっても下がる魔の期間だからこそ取り組める箇所かと思います。

3つ目は販促です。特にこの期間はショートメッセージをすると効果的です。販促の取り組み全般でよくいわれますが、1度やったけど止めてしまったというのをよく耳にします。ただ、闇雲にやれば良いのではなく、タイミングとターゲットは大事です。再度チャレンジしてみると今はマーケットも良いので、良い結果が出やすいです。

何をやらなくても悪くなることが確定している魔の期間なので、過去に取り組んだことなんかは再度行動してみると良いです。特にあまりお金がかからない事は積極的にやりたいですね。
また、相関性の無い機種を同時に集客をかけた際、集客数が大きく増えました。ここはまだ事例が整ってないので、次回にお伝えします。

魔の期間中で重要なのは、「シェアを下げないこと」

私のお付き合い先を例に取りましたが、皆様の店舗にも当てはめてみてください。
魔の期間中で重要なのは、「シェアを下げないこと」です。

そのために、周りが少しでも動いたり、機歴を大量購入すると間違いなく下がってしまいます。
そのため、細かく動くことが重要で、12月に大きく動くことをして、さらにシェアを上げるようにしましょう。