皆様こんにちは。
船井総研 パチンコ事業責任者の渡邊です。
夏の暑さも本格化してきており、マスクを着けるのも億劫になってきました。

そうも言ってられずコロナウイルスも爆増をしており、今までの取り組みや対策を無に返してる状態となっております。

今、コロナでの対策で1番すべきことは、「社内クラスターを出さない」ことにだけ集中しましょう。
機械戦略や、営業をミスしてないのに、これだけのために業績が落ちてしまっては元も子もありません。
再度ガイドラインを作成し、徹底していくようにしましょう。

6.5号機の動きは非常に好調

さて、本題に入ります。
6.5号機の動きが非常に好調となっております。

休日の稼働率はもちろんのこと、夜の稼働率も上がっており、久しぶりにスロットが賑わっています。
少台数、多大数にも関わらず売上、粗利ともに見られる数字となっております。とある店舗では犬夜叉20,000枚も出ており、ユーザーの中でも話題の中心となっております。

ここで、質問の多くをまとめますと、



といった内容です。

6.5号機はいまから出てくる新台はきちんと抑えるべき

まず、事実ベースでお伝えすると、高射幸機からパチンコに流れたお客さんが戻ってくるほどではないのが状況です。

そのため、パチンコの流れがあるのは変わりはありません。しかしパチンコは、先日のセミナーでもお伝えした通り、6機種で決まっている状況にあり、ポジションが確立してしまっています。そのため、3番店以下が6機種以外の機種を多少購入しようともポジションアップ出来ないです。

よって、1番店レベルだと引き続きパチンコに投資をかけながら、スロットは多少抑えていく8:2ほどが良いです。

3番店以下となると、パチンコの機械も限られてくるため、購入比率6:4ほどです。

3番店以下の業績悪化の最大の理由はスロットによるものです。
また、この半年近くはパチンコを購入しているはずですが、それでも業績が大幅向上にまでは至っていないのならば、伸び代のあるスロットに投資をすべきですね。

今の6.5号機は市場に無いため中古の相場は上がっておりますが、まだ完成したスペック、版権ではありません。いまから出てくる新台はきちんと抑えるべきです。

1機種多台数購入ではなく多機種少台数購入を

ここで注意なのが、6.5号機のすぐ先にスマスロが迫っています。6.5号機から有利区間を取り除いたものになるため、さらに射幸性が上がることになるため、こちらを投資すべきです。

だからといって、6.5号機はスルーでいいかというとそうはならず、今を頑張っていない店舗に未来はありません。そのため、スマスロを導入する以前の今の段階でシェアを取られては、そこからの強化は非常に大変です。全てを全力投資をして、購入比率2:8等にしない方が良いという話となっております。

6.5号機の強化方針としては、1機種多台数購入ではなく、多機種少台数購入をおすすめしております。今の段階では、ドンズバの版権スペックは出ておらず、全て手探りの状態かと思います。

また次から次へと新台が出てくることから、値下がりリスクも高いです。それよりも分散で購入し、6.5号機の設置シェアを上げ、売却を挟みながら、稼働しない・粗利を稼がない機械の撤去を急ぎましょう。

全てを冷静に分析をして、ミスのない選択を

戦略を変更することは悪いことではありません。
ムキになって愚策を続けることが1番問題があります。

パチンコの新台購入で日売が上がっているのか？シェアが上がっているのか？
伸び代があるのか？台粗利高くても店の総粗利はあがっているのか？
全てを冷静に分析をして、ミスのない選択をしていきましょう。