皆様こんにちは。
船井総研 渡邊です。

表面上ではコロナも落ち着いた様子があります。南アフリカではさらに新型のコロナウイルスが見つかったということで、安心するにはまだ早そうです。エリアによってはGo To イートが復活して人通りも増えており、新幹線なんかの交通機関も乗車率が1.5倍ほどにまで回復をしております。

このままの状況が続けば、パチンコへの市場回復も期待できそうですが、まだ回復はしておらず、11月という季節指数も相まってかなり厳しい状況です。

年末年始の戦い方は？

今年も残りわずかですが、年末年始の戦い方は決まりましたか？
大きく仕掛けるところで、出店や増床、パチンコ増台があります。年末の機械の多くが延期になっている状況で、機械での仕掛けはむずかしく、差別化もしづらい状況です。

また、大きな仕掛けは出来ないという企業も多いかとは思いますが、それでも年末年始、GW、お盆は何かしらの増客施策は必要です。

具体的には、装飾変更やリフレッシュオープンといった取り組みが多くなるかと思います。それだけでは弱いと思うのは無理もないですが、地域1、2番店レベルが仕掛けをしてくる中、自店が何もしないとなると客離れが起きてしまうため、最低限度のことは行っていきましょう。

年末も相変わらず忙しくなりますが、今年の年末年始に絶対にやるべきことがあります。

年末年始に絶対にやるべき「ジャグラー対策」

それはジャグラー対策です。

5号機ジャグラーが撤去されていく中で、既存の設置に対して100%以上設置出来ている店舗は皆無で、全店ジャグラーが減ることとなります。そのため今まで剥がすことの出来なかったジャグラー客が離れやすくなっていく状況から、ここが1番のチャンスとなります。

まずやるべきことは、競合店のジャグラー設定調査です。客数を取りたい店舗のジャグラーを機種別で設定分析をしましょう。回転数、大当たり回数、機種別のボーナス中に何枚掛けかを元に、何の機種でどれだけの粗利率で、どのタイミングにどれだけ放出するのか。それを把握した上で、6号機ジャグラーがどうなるのかを分析です。

競合店が5の付く日に平均設定がいくつで、どれだけの粗利率で走るのか、平日は？休日は？それらを丸裸にした状態で、戦略を練っていきましょう。1番のキモとなる、マイジャグラーVの使い方をどうしてるのかを把握することが重要で、粗利ジャグラーとするのか、稼働ジャグラーとするのか、どのタイミングから強化をし始めるのかを見極めたうえで、自店の戦略を決めていきましょう。

上位店舗なら被せないように、下位店舗なら被せるようにすることが必要です。当然ながら、6号機ジャグラーを頑張りたい気持ちはあるものの、マーケットとしては5号機で戦うのがセオリーです。5号機ジャグラーで勝てていないのに、6号機ジャグラーで勝てるわけがありません。あくまでもジャグラー客数を取るために戦略構築が必要となるため、真正面から無策で粗利率勝負をしても過剰投資になってしまうため、戦略で動きましょう。

12～2月までで決着が着きます。そのためその期間に徹底的にジャグラーで戦いましょう。
船井総研は、上記の競合店のジャグラー設定調査と戦略策定を年末価格で実施しております。
興味がございましたら、ご連絡ください。

来年のGW以降もさらに変化が起こってくる

5号機、CR時代が終わり、新しい時代がやってきます。機械の撤去も相まってとても激動の2年間でした。常識も変わっていき、行動も変わっています。今までのやり方では通用しないことを認識できたいいきっかけだったと思います。来年のGW以降もさらに変化が起こってくることとなります。そのため、更に若手が抜擢されていくことになりますので、専任組織や、新卒採用もより強化をしていく必要が出てきます。

やることがとても多くなっているため、今までの働き方の整理を行い、必要不必要と振り分けていき、業績があがる動きをしていきましょう。