CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2023-07-05
株式会社船井総合研究所
アミューズメント支援部
シニア経営コンサルタント
パチンコグループマネージャー   渡邊 龍信
スロットのアップトレンドは終わったのか?



皆様こんにちは。
いつも船井総研 渡邊のコラムを見てくださりありがとうございます。
新型コロナウイルスのワードも少なくなってきており、日常に戻ってきました。
去年対比で業績が上がっている会社も増えてきており、月別でみると昨年対比売200%、粗利180%も出てきており、蘇っている店舗が多く存在します。
よくあのコロナ地獄を耐え抜いたと思います。

業績アップしている店舗のほとんどが20円Sへの投資に成功しているホール


業績アップしている店舗のほとんどが20円Sへの投資に成功しているホールで、パチンコ投資をしているところは皆無となっております。
この状況を踏まえて、6月の状況はいかがだったでしょうか?巷では、スロットはもう上げ止まったという人もいます。

市場でみてみると、去年対比で

  • 4円Pは80.8%
  • 1円Pは97.1%
  • 20円Sは134.3%

となっており、全体は103.8%となっています。
では、先月対比でみると

  • 4円Pは92.7%
  • 1円Pは96.6%
  • 20円Sは94.7%

全体94.7%となっています。

20円Sの投資をすることもまだ遅くない


この20円Sをみてそう言ってるのかとは思いますが、マーケット的に去年の5→6月は全体93.8%、20円Sは92.4%と考えると、それよりも良いことがわかります。

また、20円スロットの今回の数字は
2021年以降からみても今回の北斗導入の4,5月を除くと最も高い数字を出しています。
また、私の支援先で6月も20円Sの結果を残せている企業は、5月の仕掛けに甘んじる事なく、6月もきっちり集客の仕掛けをしているところです。
そのことから、20円Sの投資をすることも今でもまだ遅くないでしょう。

2023年はスマスロは欠品なく買うことが必要


8月にスロット増台を仕掛ける店舗が多く、そのほとんどが北斗やジャグラーの増台に合わせてです。
当然機械があれば良いのですが、機械がなくてもきちんと業績を上げることはできます。
それはスマスロの機種数を増やすことです。

バラエティとしての機種数を増やすことで、より利益の取りやすいスロットコーナーができます。北斗やジャグラーメイン増台にすると、他の機種が整ってないのに入れてしまうため、そこを放出してしまうことで、利益が取りづらくなり業績が上がりにくくなってしまいます。

そのため、増台しにいく8月は北斗が取れない場合でも乃木坂やキン肉マンなんかも購入し、それらを含むバラエティでスロットの稼働を上げにいきます。
実際問題、あれだけの稼働をしていたヴァルヴレイヴや鏡も今の状況を考えると、1機種特化にすることはリスクもあります。

一方でスマスロで中古相場が一気に下落している機種は想像の範囲内であるものが多いことから、バラエティ購入はリスクの分散することも可能であり、下落した機種でも設定運用をうまくするだけで大きく利益を上げることもできます。

そのため2023年はスマスロは欠品なく買うことが必要であると言えるでしょう。
一言で言えば、そんなことよりも必要のない機械はもっとたくさんあるからです。

全体的な戦略見直しを


2023年の業績を上げていくうえで、20円S投資は誰もが思うことでしょう。
ただ、機械がないからと二の足を踏んでいてはそのトレンドに乗ることができません。
確かに装置産業のためその気持ちはわかるのですが、アミューズメントとしての店舗のあり方を見直す必要もあり、選ばれる店舗にならなければ機械が入っても意味がありません。

戦略を見誤った店舗が競合店にいましたが、北斗7台が導入できていました。
それでも休日ピーク2名という状況でした。
簡単な理由で、その店はもともと5人程度しかいない店舗だったからです。
今の時代は、機械での1発逆転は非常に難易度が高く、かなりの集客が必要です。

その集客をしにいく手法を見誤らないようにしていくことが今後も重要であるといえるでしょう。
単一的な機械だけでなく、その周辺の品揃えや、運用なんかも含めた、全体的な戦略見直しをしにいきましょう。
このコラムを書いたのは
株式会社船井総合研究所
アミューズメント支援部
シニア経営コンサルタント
パチンコグループマネージャー   渡邊 龍信

国立大学 理学部数学科卒業。国立大学大学院 応用数学科卒業。アミューズメント支援部新卒入社史上最年少でチームリーダーに着任から、最年少でグループマネージャーに着任。400台以上の大型スロット専門店立ち上げ実績は10件以上携わっており、スロット増台成功実績は40件以上、多数の20円スロット業績アップ実績をもっている。直近2年間の高射幸機に頼らない増収増益方法を指導しており、20円スロットの業績アップの実績は、元スロプロで培った超ユーザー目線と、大学での数学の知識を駆使した数理マーケティングで「 高精度な 」時流予測とスロット機種分析によって実現している。
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