皆様こんにちは。
船井総合研究所 渡邊龍信です。

広告規制の新しい話も出てきたことから、ルールを守りつつも攻めに転じる企業が増えてきました。2024年もより一層、営業力に差がある企業が置いていかれる事かと思います。
全国的に変わりつつある中で、未だに謎の社内規制を強いている企業があり、そういった店舗での業績は下がる一方となります。

4円パチンコは厳しい状況、スロットにどれだけ投資出来るか

2月の売上は先月対比で

全体	104%
4円	87%
1円	101%
20円	121%

去年対比では

全体	100%
4円	95%
1円	104%
20円	100%

となっております。

2月は前半部分までは非常によく、年金支給日前からでも1円、20円の増加率も良かったのですが、後半になり鈍化しました。
それでも1円パチンコは非常に好調で2ヶ月連続増加でした。
逆に4円パチンコは絶望的です。はっきり言うと、この1～2月の4円パチンコはコロナが流行りだした瞬間よりも少ない状況で、1番店以外はかなり絶望的な数字です。機械投資をしながらも売上粗利が伴っていないため、貸玉別で見た場合には利益額が大きく赤字になっているところが多すぎる状況です。

今年の4円の数字は維持出来れば良い方で、下がることは大前提で進めるべきかと思います。
私はラッキートリガーや、次の規則改正を踏まえたとしても、20円が好調であるならば4円は厳しいと思っています。
そのため2024年はスロットにどれだけ投資出来るかだと思います。

ヴァルヴレイヴが絶好調

GWの準備が着々と進んでるかと思いますが、やはり多い仕掛けはスロット増台です。配線不足の問題もあり、断念されてるとこもあるようですが、それでもこのスロットの増台は脅威です。私の支援先でもスロット増台、スロット専門店の出店なんかを仕掛けていますが、良いビジョンが見えてます。とある機械の売り方が色々すぎてそこは手間取っていますが、それ以外の強化部門が確実に見えてきたからです。

私のほとんどの支援先でヴァルヴレイヴが絶好調となっております。
強化の仕方はここでは触れませんが、1ヶ月あれば設置比率で8%以上まで持って行っても12,000枚/6,000円で進められているため、主力の武器となっております。高単価のため、この機械だけでなく良い副産物もたくさんあるため、取り組みをしていくと良いと思います。

粗利額を上げるために同時並行でスマスロバラエティ

さらに粗利額を上げるために同時並行でスマスロバラエティを作っております。
多くの店舗がスマスロカテゴリーで見た際に「売上は上がったけど粗利が上がらない」と言っているケースを多くみます。これらに共通する出来事が、スマスロの総台数を増やすことなく、スマスロ内での入れ替えをしてます。

そのため、未だに動いていない6.4、6.5号機が残ってるのが散見されます。スマスロで粗利が取れている店舗は鏡やバキも設置してるバラエティがあります。

もちろん高稼働まではしませんが、それでも稼働1,000～2,000でも6号機より玉単価は高いため粗利額はあがります。

広告規制でスロットの売上アップを想定した投資、仕掛けが必要に

広告規制がより明確になっていく中で、より外部集客がしやすくなります。それは自店だけでなく、競合も集客しやすくなります。パチンコは商圏範囲が狭いため、スロットがメインとなっていきます。そのスロットが好調であることから、より一層スロットの売上アップを想定した投資、仕掛けが必要となってきます。

優先順位を決めたうえで、より投資を集中させ、昨年対比120%以上を目指すようにしましょう。