10月に入り急に寒くなってきました。日が暮れるのも早くなり毎年この時期は帰宅する時間が早くなるものです。よって、夜時間の営業に影響がでます。

冬モード

日の暮れる時間が早まったことから駐車場の照明時間設定やトイレの温水、ウオシュレットの温水など夏と冬で設定を変更しなくてはならないものは、再度確認が必要です。お客様に対しての心遣いが大切です。

ブランケットの貸出も準備が必要ですし、カウンターでコートの預かりサービスをやっている店舗はハンガーラックが必要になります。

3大繁忙期前

年末の繁忙期前の閑散期であるこの時期に不人気機種の整理を行うと同時に営業設備機器の点検もしたいと思います。遊技台やBGM、マイクの音量や空調状況、設置椅子の状態、クロスの汚れ具合、防炎ガラスの透明度、サーキュレーターの清掃など年末年始前に実施できることを対応して万全な状態で迎えたいと思います。

当たり前のことを当たり前にやる！お金を使わなくても来店した顧客が嫌な思いにならないホールの提供が一番であると考えます。駐車場のタイヤ止めチェックや店外トイレ状況なども大切であると考えます。営業に関わる機器の確認を是非やってください。

繁忙期リニューアルが増えてくると思います。最近は低貸を圧縮して通常貸を増やしてくるところも増えている反面、20Sからリタイアする方用に10Sに切り替えるホールも出てきています。貸玉が半分になっても稼働が倍増し、売上が上がってくると利益が今まで以上に確保できる場合が多いようです。

資金繰り

とある法人が不渡りを出したと今月初めに業界に激震が走りました。遊技機の高騰にスマートユニット費用も必要となり、光熱費も値上がりしている中、ユーザー数は伸び悩み減少傾向になっています。キャッシュフローが大変な企業が多くあると聞いています。

来年には新札の発行がありビルメックの交換をしなくてはなりません。来年の夏に向けて多額なお金が必要になってきます。稼働回復が必須です。

本コラムに関して

「とあるパチンコ店のブロック長コラム」今回で21回目になりました。ありがとうございます。今回で最終回とさせていただきます。このコラムは機種に特化したものでもなく、私自身が現場の店長、店舗へお願いしている内容を文面にさせていただいていました。

季節によっては同じ話が出てきたりしていると思いますが非常に重要だと思って毎年実施している事です。少しでも現場で働く方にオペレーション的な内容で共感してもらえたらと思っています。私自身が欲しい内容でもあります。

コンサルティング的な方が記載されているコラムも参考になりますが、リアル面において物足らなさがありました。リアル面での提供を心掛けさせていただきました。

最後までありがとうございました。また、どこかでお会いできましたら幸いです。


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