CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2023-09-20
とあるパチンコ店の   ブロック長
閑散期!準備の時期!

とあるパチンコ店のブロック長コラム「閑散期!準備の時期!」



お盆営業が終わり間もなく秋分の日というのに暑さだけは、続いています。コロナ9波も流行っています。体調管理を徹底していきたいものです。

広告宣伝ガイドライン第1版


とうとうというか?やはりというか?注意喚起が入りました。ポイントは第1版という点です。初めから1版という事はこの後2版と続くという事になります。広告宣伝の全国統一化、一般店舗ビジネスと同等の許可が出たため、煽り過ぎている店舗が出ているのも事実であると思います。

以前のように所轄から道府県警本部に確認して処分が出せなくなった事を軽くみているようにも感じ取れます。道府県本部から警察庁の確認が必要になり処分が出にくくなりました。変わりに都道府県本部から遊技場組合に連絡が入り組合からの注意になる為、軽視されていると考えられます。

本来の目的に沿って営業をしていく事が大前提であることを忘れず遵法営業をしていきたいと感じます。

閑散期店内オペレーション、接遇


例年、お盆が終わってから季節変動的に下落していきます。今年も例年同様に下落しています。その時に逆らっても稼働が上昇するとは限りません。下落幅を小さくする努力をするしかありません。下落幅を小さくする際に出玉放出的なイベントを行っても印象が良くなく日頃来店しているお客様への還元ができなく専業としているイベントプロ的な存在の方に荒らされて終わってしまいます。

閑散期に少しでも土日週末の稼働を上げたいのであれば金曜日の営業を大事にしています。金曜日に常連様のよく座る機種の特賞回数をあげるようにスロットの設定投下を行います。金曜日に上がると翌日土曜日来店顧客が平日も出ていることが伝わります。

日曜日に来店された方にはナンバーランプに当日と前日、前々日が表示されている事が多いので金曜日が上がっていると前々日の特賞回数が上がっており、前日の土曜日がそれなりに稼働した場合、日曜日に来店してナンバーランプを見ると出ている印象がつきます。土日の特賞回数が上がると平日の夜集客が安定してきますので、閑散期における下落幅を小さくするポイントとして金曜日営業の重要性を共有しました。

また、この時期は接客の見直し、接遇の教育が出来る時期です。ゆとりあるホールにおいて暇だな~ってスタッフが感じる事がないように接客の教育月間として基礎から見直していくのに非常にいい時期です。年末年始の繁忙期期間に前年の年末年始よりも感じのいい店舗だと思ってモラルように進めていくといいと感じます。

時差開放が合法


昨今時差開店を行っている地域をみます。法律上問題ないのかと疑問がある方もいると思いますので解釈を記載します。

パチンコホール営業は、風適法並びに都道府県条例で禁止と記載されている時間以外で営業をしなくてはなりません。逆をいえば禁止されていない時間であれば営業者の自由に営業が出来ることになります。

よって、その営業者が営業所のどの部分を何時に営業開始して何時に閉店しても問題ないことになります。営業できる時間帯なら自由という事です。ショッピングモールの専門店と同じ考えです。専門店の中で洋服屋さんが早めに締めたり、薬局が薬剤師不在のために早く締めたりするのと同じであると考えてもらえばいいと思います。

都道府県の組合によっては、1機種だと射幸性が上がりすぎる点から2機種以上というところもあるようですが、取り決めがなければ1機種で何台でもいいとなります。10台中3台のみ時差開店してもいいという事です。ここで注意があるのは、時差開店を煽り過ぎてはいけないという事です。外部に大きく告知をしたりすることは控えた方がいいと思います。

新機種の発売状況


最後に新機種尾発売状況ですが、機種の細かい内容はいろいろなサイトやブログなど情報を調べたら掲載していますので機種の内容には触れないでいきます。最近、月に販売される予定台数が非常に多いと思います。閑散期の11月に16万台の発売予定になっています。

12月も話題機が予定されています。導入台の決定には、今後の発売機種との関係が大きくお得意様(お付き合い)になるために何を何台入れるかが必然的に決まっている状況になっています。本命のための購入が非常に大きくホール側は負担になっているのが実情です。

スマート機種の導入にはユニットの費用もプラスしてきます。ユニットの費用をどのように計上しているかは会社によって違うと聞いています。ユニット費用を減価償却費にする企業や設備費で対応する企業、遊技機の費用から捻出するところもあるようです。遊技機から捻出する企業がライバルにある場合は機械予算が少なくなるためチャンスかもしれません。競合の費用の上げ方を調べることも商圏内で生き残るために必要なことだと思います。

では、また来月よろしくお願いいたします。
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このコラムを書いたのは
とあるパチンコ店の   ブロック長

四年生大学工学部を卒業し新入社員でパチンコホールへ入社。最優秀社員賞や優秀社員賞を受賞。最優秀店舗賞も店長時代に受賞。その後26歳でエリア長となる。ペガサスクラブや流通業のチェーンストア理論を学び転職。ブロック長・エリア長・営業部長などを数社にて行う。駅前店、郊外店、大型店、小型店と色々な形態の経験を行い、グランドオープンやリニューアルオープン、M&Aなども経験を重ね現在に至る。