CFY COLUMN
シー・エフ・ワイ コラム
2021-07-14
執行役員COO
株式会社シー・エフ・ワイ   小川 鉄雄
新しい動画の発信スタイル


株式会社シー・エフ・ワイのコラム担当の小川です。

今回は9回目となる記事ですが、去年から流行りだしている『Vlog』についてです。
聞いたこともある方もいらっしゃると思いますが『Vlog』ってご存じですか?

『Vlog(ブイログ)』とは


Video blogの略で、自分の日常や好きな事を表現するブログの動画版です。
Vlogを投稿してる人をVlogger(ブイロガー)と呼びます。

海外では一般的だったのですが日本では2020年がVlog元年と言われており、YouTubeに多くの芸能人が参入してきた事もあり『Vlog』を始める人が増えた要因でもあるでしょう。

YoutuberとVloggerの違いは?


Youtuber

  • 編集メインの動画が多い
  • 企画的な内容の動画やビジネス要素が多い

Vlogger

  • Blogの様な日常的な内容を映像化している
  • 編集は簡略的
  • 日記的な要素がある

YouTubeの動画ではネタ動画やエンタメ動画が多いのに対して、Vlogでは日常や旅行などその人のライフスタイルに寄り添った動画が多く、身構えて視聴するのではなくリラックスして視聴出来たり、配信者にフォーカスして楽しむ事が出来る動画が多いのが特徴です。

昨年のコロナ禍からライフスタイルが変わった事から視聴者の動画との触れ方が変わってきており、YouTubeの様な企画系ではなくVlogのリラックスしたり、ライフスタイルの拡充のために視聴をする方が増えているようです。

若年層に向けた発信コンテンツとして


株式会社ジャストシステムが、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で公開している、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年6月度)(https://marketing-rc.com/report/report-video-20190717.html#free-download-h3 )』の結果によると、Vlogの認知率は20代で40%を超えています。

また、Vlog視聴経験者に視聴頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日視聴」が30.8%で最も多く、自らもVlogで日常的に情報発信を行う人は、48.7%にのぼっています。




※株式会社ジャストシステムがネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2019年6月度)( https://marketing-rc.com/report/report-video-20190717.html#free-download-h3 )』より引用。

※※SONY『Vlog(Video Blog)とは何か?~これからVlogを始めたい人に向けて~( https://www.sony.jp/camera/vlog/news/1/ )』より引用。


『Vlog』のメリットと活用方法について


『Vlog』のメリット


人やライフスタイルに寄り添った物が多いこと先述致しましたがYouTubeの企画ものの『モノ消費』の様な動画ではなく『コト消費』の様な動画のためよりコアなファンの獲得が出来る点だと思っております。

YouTubeがこれだけ流行っている中で17LIVEなどの配信系アプリが成長しているのも、配信者の生の姿やライフスタイルを覗けるこの『コト消費』要素が強みなのではないでしょうか。

『Vlog』の活用方法


現状パチンコ店でもアイドル店員が流行中ですが、Twitterが多くの活動場所と言えます。
しかしTwitterの場合多種多様な情報取得を出来る反面、情報を見逃すケースも少なくはありません。

YouTubeの場合ですと独自のチャンネルのためチャンネル登録をされている場合は、登録者の視聴率は高くなり見逃されるケースは少なくなります。
しかしYouTubeの場合どうしても企画の部分で身構えてしまい、継続的な実施に腰が重くなってしまうケースが多いです。

ですが、この『Vlog』の場合であればありのままの情報、ライフスタイルの発信がメインとなり、編集に時間が取られるなどもなく、ちょっとした編集技術があれば始められる点が強みでもあるでしょう。

現在多くの店舗様で回遊性の高い若年層をターゲットに自店のファン獲得に向けて試行錯誤を行っているかとは思いますが、今行っている施策の次の一歩として『Vlog』に触れてみてはいかがでしょうか。
私もまだまだ勉強中ではありますが必ず皆さんのお店のファン作りのきっかけになるかと思い紹介させて頂きました。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。


株式会社シー・エフ・ワイ公式ラインでは
パチンコ業界セミナーや業界時流の情報等、パチンコ経営に役立つ情報を発信しています。
友達登録をぜひ、よろしくお願いします。

このコラムを書いたのは
執行役員COO
株式会社シー・エフ・ワイ   小川 鉄雄

茨城県水戸市出身
パチンコ業界歴20年。
パチンコ店にて11年間ホール運営を経験し、幹部職として特に販促プロモーション現場にて活躍。
株式会社シー・エフ・ワイ入社後は、営業プレイヤー時代に顧客数0の状態から新規顧客を開拓し、グランドオープン案件を多数獲得。単月で当時の最高売上の4000万超を叩き出す。
その後は、広告事業本部を統括する本部長として5期連続増収増益を達成。
現在は執行役員COOとして、事業がパチンコ業界に貢献できるようシー・エフ・ワイを牽引し、セミナー企画や販促提案に奮闘している。
「経営者の思いが現場に伝わらない」「業界や社会の変化についていけない」「息子への事業継承」といった、経営者が抱える課題や悩みの相談にのることも多く、自身の業界経験を活かし、経営者と現場を繋ぐことによって、経営者の思いを実現している。